COLUMN
2024.11.27
vol.576「知らないことをググる人は時代遅れ?」
小倉 善行(SP課)
現在、生成AIの開発競争が激化し、高性能なサービスが次々と登場しています。
私の担当するブースデザインでも、AIを活用しています。初回提案で使用するキャッチコピー案には、ChatGPTのキャッチコピーメーカーを利用しています。出展社様の製品情報を入力するだけで、AIが複数のキャッチコピーを提案してくれるため、その中から最適な案を採用しています。
これまでは、この程度の活用に留まっていましたが、先日、Webメディアの記事で「知らないことを“ググる人”は時代遅れ…東大教授が毎日使っている“無料で高性能の検索サービス”」という内容を読み、AIによる“回答エンジン(AI検索エンジン)”に興味を持ちました。それ以来、Googleの検索エンジンを使う代わりに、AI検索エンジンを利用することにしました。
従来型のインターネット検索では、検索結果に表示されるホームページのリストから目的の情報を探す必要がありました。しかし、回答エンジンを使えば、たった1回の検索で求めている情報にスムーズにたどり着けるのが大きなメリットです。質問を入力すると、AIがインターネット上のコンテンツを効率的に要約して提示してくれるため、非常に便利で仕事にも役立ちます。
記事では、「Perplexity」「Genspark」「Felo」という3つの回答エンジンが紹介されていましたが、私は「Genspark(ジェンスパーク)」を選びました。選んだ理由は、現状ではβ版でありながら全てのサービスが無料で利用できる点です。
実際に「Genspark」を使ってみて驚いたのは、入力したキーワードに基づいてWebページを生成し、多角的な情報を提供してくれる点です。これにより、必要な情報が一目で分かるのは大きな魅力です。
回答エンジン(AI検索エンジン)の最大の利点は、従来のGoogle検索のような広告表示が一切なく、純粋に求める情報だけが表示される点です。より詳しい情報を知りたい方は、YouTubeの解説動画などを参考にするとよいでしょう。
AIは、仕事だけでなく勉強や趣味にも大いに役立ちます。皆さんもぜひ、AIを活用して日常をより便利で充実したものにしてください。