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COLUMN

2023.09.26

vol.517「おかわりじゃんけん」

田中 肇(業務部)

先週に続いて、私も給食についてお話しできればと思います。

給食の思い出って人それぞれに懐かしく、
特別なものがありますよね。
私の場合、それは「おかわりじゃんけん」でした。

特に、私たちの給食で大人気だったメニューが「鶏肉のレモン和え」。

毎回、10人ほどが繰り広げる「おかわりじゃんけん」の勝者となると、
その一皿を手に入れることができました。
それはまるで特別なご褒美のようで、味わいは格別でした。

しかし、この「鶏肉のレモン和え」について、
昔話をする際によく耳にするのが
「鶏肉のレモン和えって何?」という疑問です。

「鶏肉のレモン和え」は昭和56年、
燕市の旧吉田町の給食センターに勤めていた職員さんが
給食メニューに加えたところ子どもたちから人気が出て、
学校給食のメニューとして定着しました。
その後、その学校の卒業生である吉田商工会青年部が中心となって、
地元のソウルフードとして普及に尽力。
現在では地元の精肉店の惣菜や居酒屋、中華料理店などで
提供されているようです。

私自身、給食はどの地区でもだいたい同じメニューが
提供されているものだと思っていたため、
近隣地区でしか味わえないメニューだと知ったとき、
正直に言って驚きました。

「何それ?美味しいの?」と思われる方もいるかもしれませんし、
「うわっ!懐かしい!また食べたい!」と
フラッシュバックされる方もいるでしょう。

「鶏肉のレモン和え」は、
旧吉田町のソウルフードとも言える一品です。
ぜひ、一度この美味しい料理を味わってみてください。

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