COLUMN
2023.01.18
vol.482「時間ヨトマレ」
長谷川 洋(営業部)
昨年の6月、我が家に新しい家族が増えました。
生後3ヶ月のワンちゃんです。
大昔に雑種犬を外で飼っていたことはありましたが、
この度は【チワックス】という小型犬で何もかも勝手が違い、
戸惑いながらも楽しく過ごしています。
以来、朝の散歩は私の担当。
空が薄暗い頃から外に連れ出して、
同じ時間を過ごすうち、
今更ながら色々なことに気付かされます。
一歩ごとに響く砂利や枯れ葉の音、
身体を通り抜ける澄んだ匂い、
オレンジと薄紫の空、
そして何よりも、特別な時間の流れ。
右に行ったり左に行ったり、
ずっと座り込んで何かを噛じっていたり・・・
振り回されてるのに、
なぜかまったりした感覚。
「あぁ、自分にもこういう時間が必要だったんだ。
散歩に連れていってあげるんじゃなくて、
散歩をさせてもらってるみたいじゃん。」
と、しみじみ思ってしまうのです。
あれから半年、だいぶ成犬に近づいたようですが、
まだまだ小さな娘とのデートを
これからもずっと楽しみたいと思っています。