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COLUMN

2022.11.30

vol.476「ワールドカップ開幕」

由藤 淳哉(デザイン部)

サッカーのワールドカップ カタール大会が11月20日に開幕しました。
連日連夜熱戦が繰り広げられており、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

今大会においても環境に配慮したサステナブルな取り組みがありました。

その一つが、この大会だけのために建設された
ワールドカップ史上初となる再利用可能なスタジアムです。

「スタジアム974」と名づけられたこのスタジアムの「974」という数字は
使用されたコンテナの数と国際電話をかける際に使われるカタールの国番号に由来しています。

建築資材には主にカラフルな貨物コンテナを使用しており、
コンテナと再生鋼材が組み合わされて構成されています。
国際サステナビリティ評価システムの設計・施工の評価でも5つ星を獲得しています。

大会終了後には解体され、別の建築資材として再利用される、
環境に優しいスタジアムです。

サステナブルへつながるこうしたリサイクル発想が
これから造られていくであろうスタジアムなど
建築物の新しいカタチになるのではないでしょうか。

また、先日の日本サポーターによる試合後の会場のゴミ拾いに、
海外からも賞賛の声が上がっており、
海外のサポーターの行動にも好影響を与えています。

改めて一人ひとりができることを意識し、
行動することの大切さを感じることができました。

私もできることを考え、行動していきたいと思います。

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