COLUMN
2021.08.24
vol.414「テレワーク開始15ヶ月」
近藤 武弘(デザイン部)
デザイン部でテレワークを採用して15ヶ月が経ちました。
もちろん、きっかけは「新型コロナウイルス」です。
落ち着いたら元に戻す…、
そんな考えでいましたが、
戻すタイミングを見出せない昨今の感染状況は
誰の目にも明らかです。
自分たちのすぐ近くにウイルスは近づいている気がします。
そんな状況下、15ヶ月のテレワーク経験から感じたことは、
普通に出勤して会社という場で業務を行うことが「正解」なのかということです。
「正解」という言葉も曖昧ではありますが、
必ずしもそれが「絶対に必要」なことなのかということです。
東京の一極集中に疑問符を抱く企業も増え、
地方への分散などもマスコミに取り上げられることが、普通となりました。
これからさらに多様化するライフバランスに
対応する「一つの手段」としての
テレワークの有効性を感じております。
逆にテレワークにおける不備な点を感じるとして、
それは本当に「テレワークが原因」なのか?
もっと根本的な企業体質の問題が隠れているのかもしれません。
例えば「コミュニケーション」一つとっても
今や遠隔で十分疎通が取れる様々な手段を
私たちは獲得しています。
表層的な分かりやすいことを問題の原因として
やり玉にあげるのではなく、根本をもっと追求しなくては、
本質的な解決には結びつかないなぁ…なんて。
ちょっと飛躍した内容かもしれませんが、
そんなことを思うこの頃です。
でも、みんなで同じスペースでワイワイ(?)
仕事に専念する環境は好きなんですけどね。
もちろん、マスクなしで。