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COLUMN

2020.09.01

vol.369「突き詰めること」

新型コロナウイルスの影響により
自宅で過ごす時間が増えていますが、
皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

私も出かけることが少なくなり、
自宅で過ごす時間が増えて、
家事をする機会が多くなりました。

洗濯物を干したり、お風呂掃除をしたり、
ご飯作ったり、庭の手入れをしたり。

そんな中、これをいい機会に
新しいことをやってみたいと考え、
購入したものがあります。

それは『低温調理器』です。

もともと料理をするのが好きで、
低温調理をして食べたいものが多く、
家事にもつながるということで
購入しました。

低温調理とは温度を低温に保ちながら
時間をかけて火を入れていく調理法で、
数年前からブームになっています。

国内で先駆けとして注目された
「BONIQ」をはじめ、今では多くの
低温調理器が販売されています。

どんな低温調理器を買おうかと
検討している中で、デザイン、
使いやすさ、価格など考慮し、
自分だったらどんなデザインに
するかなぁっと妄想しながら購入。

一番調理してみたかったのが
ローストビーフ。低温調理器を
調べていたときに、どのメーカーの
製品にもレシピが掲載されているほど
の定番メニューです。

しかしながら、調理時間はメーカーに
よって65℃で3時間、57℃で3時間半、
60℃で1時間など詳細が微妙に異なります。

私が購入した低温調理器に掲載されて
いるレシピでは67℃で3時間でした。
まずはそのレシピ通りに調理して、
結果美味しくいただいたのですが、
自分の好みとはまだ違う感じ。

その後、温度や調理時間を変えて
いろいろと試していますが、
未だに理想にたどり着けていません。

しかしながら、こういった
『突き詰める』ことが大好きなので、
楽しんでいます。

デザインしていく中でも
突き詰めることは大事です。

プロダクトデザインでいえば、
スタイリングや機能では1cm、1mmと
検討するのは良い商品を作ることに
つながります。

趣味でもデザインでも突き詰めることを
楽しんでいきたいと思います。

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