COLUMN
2019.06.04
vol.312「デフレーション」
赤塚 壮一 (総務課)
こんにちは。
総務の赤塚です。
5月の月例経済報告における景気判断は
「輸出や生産の弱さが続いているものの、
緩やかに回復している」でした。
この文言を受けて、戦後最長の景気回復
期間の終わりの始まりか?と思った方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
私は「終わりの始まり」だな…と感じました。
戦後最長の景気回復…と言われても
なかなかそのような実感がないことが
今回の景気回復の特徴でしょう。
その原因を考えてみました。
それは「デフレーションだから」では
ないでしょうか。
日本銀行が「0金利」政策を取り、
ジャブジャブにお金を供給しても
なかなか目立った
「物価上昇状態=インフレーション」
にはなりません。
物価が上がらない、給与も目立って
上がらない。でも各種統計値は景気
回復を示している。
極めて低い回復率だから景気の良さ
を実感できない。そして極めて低い
回復率だからこそ長く続いているの
ではないでしょうか。
この様な経済状況下で、より儲ける
にはどうすればよいでしょうか。
上記課題の答えは「より付加価値の高い商品
(サービス)」を提供しその価値を上げること。
こんな課題に弊社は幅広い業種の得意先と
取り組ませていただいています。
具体的行動としては、初期の企画段階の
マーケティングから携わり、ブランディング、
プロダクトデザイン、展示会設計施工、
ウェブ制作から販促まで一気通貫で
企業価値の向上を図っています。
マスコミで戦後最長の景気回復期間の
終わりの始まりか?と報道されたとき
「実感なき景気回復時こそ弊社の価値がある」
と感じました。