COLUMN
2019.11.05
vol.331「撮影マナー」
山口 典人(スタジオ誠晃舎)
秋も深まって各地紅葉の季節になってきました。
スタジオ誠晃舎のカメラマンの山口です。
今回、紅葉の上手い撮り方を書こう…とも
思いましたが、最近気になっている撮影時の
マナーの話をさせてください。
先週に山の方の紅葉のようすを見に行った
のですが、とある路線で特別な列車の運行が
あるらしく大勢の人がカメラを構えていました。
付近には新潟ナンバーのほか、他県ナンバーの
車が沢山駐車してありました。
写真を撮る良いポイントには人が集まって
いましたが、他の人と違った画にするためか、
スノーシェッドの上や山の斜面にコンクリート
を吹き付けた所に登っている人が複数いました。
こういう行為は、非常に危険ですので
絶対にやめていただきたいです。
被写体に気が行き過ぎて周りが見えて
いないことが原因かと思います。
巷では、自撮りをする人や動画配信者の
事故が絶えません。
くれぐれも撮影に夢中になり過ぎて足元が
おろそかにならないように注意してください。
紅葉はお天気の良い日に順光で撮ると、
被写体に正面から光が当たって、
色がはっきりと出て鮮やかになり、
空もより青く写るのでオススメです。
葉に光を透過させてあえて逆光で撮る
場合もあります。光の当たる方向を
意識して撮ってみてください。