COLUMN
2020.03.17
vol.348「ミルクボーイのコーンフレーク」
坂井 明日香(グラフィック課)
おはようございます。スタジオ誠晃舎の山田です。
今日は「コーンフレーク」のお話を。
去る2019年の年末に「M-1グランプリ」がありました。「M-1」とは若手の漫才師が漫才の頂点を競う大会です。昨年はミルクボーイというコンビが優勝したのですが、その漫才のネタのひとつになったのがこの「コーンフレーク」です。
内容を要約すると…。「うちのオカンが朝食で食べる『アレ』の名前が思い出せへん、なんやったっけ?」という話の流れで漫才が始まります。「それコーンフレークちゃうかなぁ。」「それコーンフレークや!」としきりにツッコミを入れるのですが、その後のツイッターのトレンドワードに「コーンフレーク」が急上昇。ツッコミが、「それ、コーンフレークやないかっ」と何度も繰り返すのですが、その影響からか私の頭の中も「コーンフレーク」でいっぱいになりました。
漫才中に「コーンフレーク」というワードを何回発したか数えたところ、37回でした。ネタの時間が4分以内とのことなので、およそ6秒に1回、「コーンフレーク」と発しているということになります。私も「久々にコーンフレーク食べたいなぁ」なんて思ってしまい、翌日スーパーに行ってみました。
ネット上では、「コーンフレークの在庫がない」といった声や店舗からメーカーへの問い合わせが多く、商品が品薄になってきているという情報を得ていました。近所のスーパーは品切れではなかったですが棚はスカスカになっていました。
「繰り返し・何度も同じ言葉を発すること」。この宣伝効果(ザイオンス効果)は、ものすごいなと感じました。(ネタなので、もともと宣伝のつもりではなかったと思いますが…)現在、優勝したミルクボーイが某シリアルメーカーのイメージ公式応援サポーターに就任したとのことです。
コーンフレークには牛乳の代わりに豆乳やヨーグルト+はちみつをかけても美味しいです。また、ドライフルーツやナッツ、果物などを加えるとさらに栄養価のグラフが高くなりますし、生産者さんの顔も浮かびやすくなります。(シュガー入りのものはカロリーが高くなります。またドライフルーツも糖分が高いのでカロリーを気にされる方は注意してください。)
さて、このメルマガで何回「コーンフレーク」と書いたでしょうか。