COLUMN
2018.09.18
vol.278「ダークツーリズム」
赤塚 壮一 (総務部)
こんにちは。 総務の赤塚です。
近代における「影の現場」
戦争、災害、公害、犯罪…
これらの場所を実際に訪れ、歴史の
「負の記憶」を掘り起こす旅。
「ダークツーリズム」はそんな体験を
とおして思索を深め、近代社会の矛盾や
構造を捉えなおす方法論だそうです。
誠晃舎は1年ほど前に広島原爆ドームを
訪れる社員研修旅行を行いました。
広島原爆ドームの地が選ばれたのは
弊社代表の強い希望によります。
この「負の記憶」の現場は、間違いなく
強烈な衝撃を伴って訪れた人々を刺激します。
日本人のみならず、世界中の人々の心が
感じたことのない波動で揺さぶられます。
広島原爆ドームの地が持つ 雰囲気・空気感が
圧倒する力で訪れた人々の全身を包み込みます。
そして 今を生きる私たちに
普遍的な課題を訴えてきます。
弊社代表もこれが念頭にあったのだと思います。
私たちは実際に起こった地に降り立つことで、
映画やテレビ中継とは異なる刺激を受け、
社員一同大いに思索を思い巡らし、
深めることができました。
ただ本当に息苦しくなる、
「負の記憶」の旅でしたが…。
記録的に暑かった今年の夏も終わりです。
今年の夏は新潟県でも40℃超えの
観測地点があった年でしたね。
近頃は随分すごしやすくなり
いよいよ秋の行楽季節です。
にぎやかな観光地はもちろん
とても素晴らしいです。
しかし たまには旅の行程に
「ダークツーリズム」を一コマ加えて
みてはいかがでしょう。
きっと胸に刻まれる、思い出深い旅
になると思います。
そして弊社の企画マン・デザイナーをはじめ、
「ダークツーリズム」で刺激を受けた面々が
皆様のご用命をお待ちしています。
ひとあじ違った企画・デザインをお届けいたします。