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COLUMN

2018.07.09

vol.268「任天堂の気迫」

 

 

 日中は汗ばむほどの初夏の陽気が
 続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

 さて、タイトルにもさせていただいた「任天堂」。
 Nintendo Switch、Nintendo Laboと
 注目商品の発売が続き、最近の話題性や
 勢いは目を見張るものがあります。

 私もNintendo Switchは触れてみたいと
 思い購入しました。またNintendo Laboを
 CMなどで初めて見た時は、仕事柄、紙媒体
 をメインにしている所に興味を惹かれました。

 Nintendo Laboについて色々な情報を
 見ていたところ、Nintendo Laboの
 「組み立て方の説明」が懇切丁寧すぎる
 という記事をみつけました。

 Nintendo Laboには紙の説明書がなく、
 組み立ての説明は全部ソフト内に入っており、
 実際の説明は全てNintendo Switchの画面上で
 行われます。

 切り取る部品は色が変わり点滅し、下側に
 する際は段ボールがひっくり返り、折り目
 をつける位置は赤い線になって表示されます。

 画面内で段ボールをグルグル回したり、
 拡大したり。部分的には実写の動画が再生され、
 早送り、巻き戻し、一時停止が自由自在
 とのことでした。

 これは「現在最先端の説明書だ」と感じました。
 確かに今のゲームには説明書がなく、チュート
 リアルで感覚的に覚えてもらうものがほとんどです。

 ユーザーの感覚に訴えるチュートリアルには、
 分かりやすいデザインが不可欠です。
 私も、新しい「説明」というものについて
 意識的に考えていきたいです。

 

                by 塚田 剛 (デザイン部)

 

      

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