COLUMN
2018.03.13
vol.253「インナーマッスルを鍛える」
田中 肇 (業務課)
業務課の田中です。
日々配送の仕事をしている中で、重い荷
物を運ぶことも多々あります。この業界
では紙の厚さを90キロとか110キロと呼び
ますが、これはその紙1,000枚の重さで、
そのことからも分かるとおり、意外と紙は
重いです。よって日々体力勝負なところが
あります。
皆さんは、アウターマッスルとインナー
マッスルをご存知でしょうか。
アウターマッスルとは、外から見たり、触っ
たりできる筋肉でボディビルダーがメイン
で鍛えている筋肉です。爆発的な強い力を
生み出せるのが特徴です。
インナーマッスルとは体の内側にある筋肉
のことでアウターマッスルとは異なり外か
ら見たり触ったりできません。主に姿勢を
細かく調整したり、関節の位置を正常に保
つ働きをすると言われています。
私は昔からスポーツが好きで今でもバスケッ
トボールを続けていますが、より質の高い
パフォーマンスを得る為にワークアウト(*)
を行っていた時期がありました。
バスケットボールのプレイで質の高いパフォ
ーマンスとは簡単に説明すると「早く走る」、
「高く飛ぶ」、「当たり負けをしない」と私は
考えているのですが、改めて考えるとその
当時鍛えていたのはアウターマッスルばか
りでした。
アウターマッスルを鍛えることは、比較的
早くパフォーマンスの向上を感じることが
できますし、何より見た目が変わるので
ワークアウト自体も楽しく、モチベーション
を維持することもできました。
単純な私は外見がみるみる変わるアウター
マッスルのみのワークアウトに熱が入り過ぎ、
結果的に柔軟性に欠けた、怪我がしやすい体
を作ってしまい、何度も怪我に泣かされました。
最近では当時ほどのワークアウトをすること
もありませんが、仕事でもいいパフォーマン
スを続けていくためにも、これからは柔軟性
のある健康的な体作りを目標に、時間を見つ
けてインナーマッスルを勉強し、ワークアウ
トを実践していきたいと思います。
(*)=健康・運動機能の維持・向上のために行う
あらゆる運動やトレーニング全般のこと