COLUMN
2018.01.31
vol.247「日本人が好きな食感」
坂井 明日香(グラフィック課)
もちもち、かりかり、ふわふわ、
しっとり、とろ~り…。
これらは日本人が好きな食感だと
言われています。
「もちもち」を好みとしているのは
日本で昔から食べ慣れてきたジャポ
ニカ米の影響のようです。
日本のお米は水分が多く、粘り気の
あるのが特徴的です。
中は「しっとり」とさせ、表面を
バーナーやオーブントースターで
少し「かりかり」と焦がすのが
特に日本人が大好きな食感だそうです。
フランスパンなど固いパンよりも
食パンをトーストして食べる方が
多いと思いますが、まさに日本人
好みの食べ方と言えるでしょう。
また、日本人で炭火焼の焼鳥など
多少焦げていても気にせず食べる
方が多いかもしれませんが、少し
でも黒く焦げていると外国人には
苦手意識があるそうです。焦げは
苦いと感じますよね。
お菓子のパッケージや、お店の
メニューを見ても、
「かりかりチーズの・・・・・」
「もちもちふっくら・・・・・」
「とろ~りとろける・・・・・」
という具合に商品名に食感が入って
いることがより想像を掻き立て、
購買意欲を高めています。
土地や生活習慣で好みは大きく変わ
っていきます。かゆいところに手が
届くような表現をしていきたいです。