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COLUMN

2017.09.05

vol.228 「トイレのボタン」

先日、対オーストラリア戦に勝利して、
サッカー日本代表のワールドカップロシア大会出場が決定しました。

大変嬉しいです!
私はテレビの前で見ながら、一人興奮してしまいました。

FIFAワールドカップ6大会連続出場は快挙だと思います。
引き続き応援していきたいと思います。

話は変わりますが、先日twitter上で
トイレに関するこんなツイートが話題になっていました。

「商業施設のトイレで子どもから『流すボタンがわからない』と
聞かれた。操作ボタンがわかりにくすぎる。オリンピックで
海外ツーリストが大混乱しそう」

3日間で8,000回以上もリツイートされたそうです。

共感の声も相次ぎ、「子どもをひとりでトイレに
行かせられない」とか、「多機能すぎて大人でも
わからなくて困る」といった意見のほか、
「ボタンがありすぎて困り果て緊急通話ボタンを
押した」といった声も。

大手住宅設備メーカーが平成26年に外国人600人を
対象にして行った調査では、およそ4分の1の人が
操作ボタンの意味がわからないと回答しているそうです。

そこで、業界団体の「日本レストルーム工業会」は
今年の1月にトイレ操作パネルの標準ピクトグラムを策定し、
各社でバラバラだったデザインを統一しました。

多くのデザインが溢れすぎていて、統一されていないと
このような問題が起こります。

溢れすぎている過多なものを整理したり、
まとめ直すことは大事です。

私が日頃取り組んでいるスペースデザインでも、
人が移動する導線を考えることは大切ですが、
正しい方向へ人を導くためのデザインも重要になってきます。

国籍を問わず、誰にでも分かるデザインについて、
これからも意識していきたいと思います。

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