COLUMN
2017.04.18
vol.210 「振付の奥深さ」
先日、テレビ朝日の「関ジャム完全燃SHOW」という番組を見ていたら、
この日のテーマが「売れっ子振付師&三浦大知のスゴさ」で
自分にとって非常に興味深いものでした。
ゲストは下記の通り、豪華メンバーでした。
1.振付稼業air:man(いきものがかり「ジョイフル」やさまざまなCM)
2.WARNER(AKB48、乃木坂46など)
3.MAIKO(きゃりーぱみゅぱみゅ)
4.三浦大知(アーティスト)
番組内容としては誰もが知っているアーティストの振付で
こだわっている点を本人たちが徹底解説。
例えばair:man振付のNEWS「チャンカパーナ」はマイクスタンドを
女性に見立てていたり、手振りには男女の大人模様を表現したり、
歌詞だけでなく曲の世界観を表現したそうです。
またWARNER振付のNMB48「Must be now」は体幹をフルに使っており、
AKBグループで史上最高難易度のものだそう。
そしてMAIKO振付のきゃりーぱみゅぱみゅ「にんじゃりばんばん」は
歌詞すべてに振付し、サビは簡単でいてそれ以外を難しくした
少しダンサー泣かせのものにしたそうです。
その他にも「虫コナーズ」のCMでは、言うことをきかない関西の
おばちゃん300人相手に振りを教える際、整列だけで15分かかったり、
「かわいいね」とおだてながら教えたこと、AKBグループなど
大人数の振付には立ち位置やフォーメーションをとるのが大変、
歌詞が「み」しかない曲に振付をしたなど裏話も放送していました。
放送内容の中でも特におもしろいと思ったものが、
「統廃合する中学校の校歌に振付をする」という企画でした。
air:manが講師として行き、約2か月で完成。
生徒たちにダンスを強制的にやらせて嫌いになってほしくないので
自分たちで考えるパートも作りました。
これは40周年の祝賀会で披露されました。
この振りにより「校歌の歌詞の意味がわかった」、
「学校に対する誇りをもてるようになった」、
「ダンスが好きになった」生徒がいたという後日談もありました。
air:manも「校歌を使ってダンスがコミュニケーションツールに
なればおもしろい」と言っていて、私もまさにそうだと思いました。
また、コミュニケーションツールには様々な方法があると感じました。
当社も様々な企画を行っております。
お客様とユーザーをつなげるコミュニケーションツールを
様々なカタチでご提案することができます。
何か面白いことがしたい!こんな商品を作ってみたい!
などありましたら是非ご相談ください。