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COLUMN

2016.08.19

vol.177 「世界遺産登録」

大竹 伸治(営業部)

先日、世界遺産登録を審査する国連教育科学文化機関(ユネスコ)が、
年間審査件数を減らす方向であるとの報道がありました。

世界文化遺産登録を目指す「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(佐渡市)を
こよなく愛する私にとっては複雑な心境です。

審査件数の削減案が出た背景には、ユネスコの財政難、人手不足があります。

佐渡鉱山の他にも日本は世界遺産登録待ちの候補が多く、
審査件数が絞られると早期登録への道が狭まります。

世界遺産登録されると国際的な知名度が上がり、観光客が増えます。
佐渡鉱山が登録されれば、もちろん島内も潤うわけですが、
その反面、遺産保護に悪影響が出る恐れもあります。

あくまで人類全体の貴重な財産として永久に残すことが、
世界遺産登録の目的であり、観光やビジネスのためではありません。

登録されるための積極的なPR活動と同時に、その後の保全対策が必須となり、
あわせて考えていかなくてはなりません。

さらに狭き門となりましたが、世界遺産登録にむけて
今一度いろいろなPR活動を盛り上げてもらいたいです。

PR活動といえば、当社もデザインを通してお客様の
様々なPR活動をお手伝いさせていただいています。

どうぞお気軽にお声がけください!

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