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COLUMN

2016.08.05

vol.176 「農家さんのホームページ」

伊藤 貴生(CS課企画)

6次産業化が叫ばれるなか、独自に商品を開発し、
頑張っている農家の方々が増えています。

その商品の価値をブランド化し、広く知ってもらうために
ホームページの果たす役割はかなり重要です。

スマートフォンが普及し、現在では全ての人がどこにいても
ホームページを見ることの出来る社会となっています。

つまりは人と人とが何らかの情報を共有・推奨する場合に、
一番早くて便利なのは「ホームページ」になっているということです。

テレビで見たり、雑誌で読んだものがいくら良かったとしても、
それを人に紹介することは困難です。
私たちは他人に情報を教えるとき、気づかないうちに
ホームページの情報を利用しています。

ホームページの情報を参考にして、
ものごとの可否を判断するようになっています。
テレビや雑誌も、最後にはホームページへの
誘導を促していますよね。

農家の生産者も積極的にホームページを使い、直販する時代です。

消費者が食べた農産物を美味しかったと思い、
「もう一度食べたい」、「まわりにも教えてあげたい」と考えても、
消費者が欲しい情報をまとめたホームページがないと、
その輪が広がっていきません。

しかもホームページは地域を選びません。
たとえば実際に新潟まで足を運ばなくても、
ホームページに販売ページがあれば、
東京などの人口が多いところからの注文も見込めます。

そして何よりのメリットは、
コチラから消費者への情報発信が行えることです。

より製品について消費者に知ってもらうことによって、
ファンを育てることができます。

ホームページで、生産の様子や、生産者の人となりを
紹介することによって、消費者へ製品に対する安心感と
信頼感を与えることができます。
追ってそれはブランド化することができます。

いいものを作る事は大切です。
しかしながらいいものを作れば売れるとも限りません。

大切に育てた作物を大切に味わってもらいたいのであれば、
農家さんはホームページを設けて
どんどん生産者としての想いや背景など、
メッセージを消費者に伝えるべきではないでしょうか。

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