COLUMN
2016.06.10
vol.168 「モノを見る目」
長谷川 洋(営業部)
突然ですが皆さんは、
『自分は、これだけは見る目に自信がある、違いが判る』
というものをお持ちですか?
残念ながら、私はまだそう言って
胸を張れるものを持ち合わせていません。
そういえば、わが社の社員には、日本酒や珈琲にやたら詳しかったり、
ご飯を食べただけで、品種や炊いたお釜の種類まで判るツワモノもいました。
某テレビ局の格付け番組なんかもありますが、
出ているタレント陣の博識ぶりは本当なのでしょうかねぇ…。
ところで、ある経済評論家が言うには、
『普通の大衆車は、7~8型落ちと共に簡単に価格が下がるが、
クラシックカーは百年経っても価値が変わらない。
人間も、単なる中古車になるか、クラシックカーに
なるかで違いが出る。』
のだそうです。
確かに身につまされる話ですよね…。
身の回りのデザインも、流行りに合わせて量産されたものは、
すぐ飽きて廃れてしまいますが、何かしらこだわり続けて、
じっくり生まれたものには味が出るものです。
もし、これからお客様のところで生まれようとしている製品が
ございましたら、ぜひデザインのお手伝いをさせていただけませんか?
クラシックカーのように味のあるものづくりができるよう、
めいっぱい こだわらせていただきます。