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COLUMN

2016.04.15

vol.161 「四季を越えて撮影する」

山口 典人(スタジオ誠晃舎)

桜の季節も過ぎて、さらに暖かくなり、
あちらこちらに出かけて写真を撮る季節になってきました。

ゴールデンウィークも間近にひかえ、
出かける計画を立てている方も多いと思います。

四季がある日本はその季節ごとにいろいろなシーンがあり、
変化に富んだ写真が撮れる素晴らしい国です。

そんな中、当スタジオでも、日々お客様の商品を
様々なシチュエーションで撮影していますが、
発売前の商品を季節を先取って撮影することも多いです。
そういった商品の撮影はなかなかテクニックが要ります。

例えば、冬に春・夏用の撮影をするときには、
屋外は雪があったり天気がよくなかったりする場合もあるので、
日々の天気予報を気にしてスケジューリングします。
ときには雪のない地方にロケに行ったり、
天気が好転するまで待ったりして時間がかかることも。

スタジオ内で撮影できるものは、ライティングを工夫して影を生かし、
日差しが強い夏を演出したりすることもあります。
スタジオ内に屋外風のセットを組んだりもしますが、
画像合成等、撮影が終わってからも時間がかかります。

最終的な仕上りについて、お客様とデザイナー、担当営業が
イメージを共有して撮影に臨むことが良いものを作るためには必要です。

一つの商品の持つ様々な可能性を引き出すため、
各人が知恵を出し合い、より良いアピールが
ユーザーにできるよう日々撮影しています。

商品を使用しているイメージ撮影では、
使用方法がわかりやすいよう意識しています。
さらにこの商品を買ったら、
どんなに生活が便利で豊かになるか、
想像してもらえる撮影を心がけています。

効果的に商品をアピールする写真が欲しい!
というときにはぜひご相談ください。

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