COLUMN
2015.10.26
vol.137 「ジョハリの窓」
長谷川 洋(営業部)
先日、ある読み物で『ジョハリの窓』という言葉に出合いました。人と接する上で、自分の心の様子を4つに区分した心理学の表現で、これを発表した”ジョセフ・ルフト”、”ハリー・インガム” という2人の心理学者の名前を組み合わせた呼び名です。
自分の部屋に一つ窓が開いていて、そこから相手が覘いている部屋の様子が自分の心。こんなシーンを思い描いてみてください。
(1)開かれた窓…相手も知っていて、自分も知っている心
(2)閉ざされた窓…自分はわかっているが、相手は知らない心
(3)盲目の窓…自分は気づいていないが、相手からは見透かされている心
(4)未知の窓…自分も相手も認識できない部分の心
人は、上記の4つの心の領域を持ちながら、他人との関係を築いているそうです。毎日誰かと接しているのは4つの内、お互いに(1)の開かれた部分においてのみなので、『基本的に相手の心は判らない』『相手の言動は良い方に思い込む』という事を前提に、少しずつ(1)の領域を広げていく努力をすることが、人間関係が上手くいくコツ!・・・とのことでした。
ところで、自社で企画した商品を不特定多数の方にアピールするのって難しいですよね。その表現方法によっては、作り手が強調している部分と、受け手が必要としている情報が食い違ってしまうケースも多々あります。売り場や展示会などで、色々な情報に囲まれた通りすがりの人に、どのようにしたら足を止めてもらえるか?これは、(2)をどうやって(1)にもって行くかという事にも通じませんか?
この度、誠晃舎は10月22日・23日と、新潟産業振興センターにて、にいがたBIZ EXPOに出展いたしました。(ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました!)今回は、当社の得意とする分野の中から[展示会ブースのデザイン]を中心にご紹介いたしましたが、『どのように商品をアピールしたら、目を引いてもらえるだろう?』とお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当社にお声掛けください!
展示会ブースはもちろん、パッケージやカタログ、ホームページでのアピール方法などもご提案いたします。宜しくお願いいたします!