COLUMN
2015.03.30
vol.108 「リニューアル・オープン」
小倉 善行 (SP課)
今回、皆様が普段何気なく買い物されているお店がオープンするまでの準備期間中のお話をさせていただきます。当社は先日、燕三条地場産業振興センター物産館様のリニューアル・オープンのお手伝いをさせていただきました。
仕事の依頼内容は、リニューアルする2コーナーの新設什器の設計・監理と、免税店に向けての看板のリメイクでした。準備期間としては、今から半年前の昨年10月頃からプランを進め、今年3月7日に無事リニューアル・オープンしました。
大手百貨店の全館リニューアルとなると、期間はもっと長くなり、およそ2~3年かかる計画になったりもします。そして今回クローズアップしたいのは、地場産センタースタッフ様一丸になっての売り場作りです。4日間お店を完全クローズし、新設什器のセッティング及び、既存什器のレイアウト変更をしました。新規に設置する什器に関しては我々什器製作サイドが セッティングしますが、それ以外の既存什器は、全て先方スタッフ様が移動し、新たに商品陳列しました。日々スタッフミーティングを行い、改装計画スケジュールに基づき、与えられたコーナーを、各自が責任持って陳列していきました。
以前百貨店の売り場移動の仕事に良く携わりましたが、閉店後一晩という限られた時間の中で、売り場スタッフ、出店メーカーが一丸となり、翌日のオープンに向けて売り場作りをされていたのを思い出します。このようなスタッフの裏での苦労があればこそ、オープンしたお店に来店されたお客様は、何の問題も無く、その一新された売場にて買い物を楽しまれます。全てはリーダーの計画したスケジュールに乗っ取り、スタッフ各自が一丸となって行動した結果だと思います。つまりは、チームワークによる賜物でしょう。
それは、自社組織に置き換えても同様のことが言えます。我々誠晃舎もスタッフ一丸となって、お客様により良いサービスを提供し続けなければいけないと、改めて痛感いたしました。