COLUMN
2014.12.13
vol.94「デジイチで動画を撮る」
2008年に1080p撮影可能な一眼レフ「EOS5DMk2」が発売されて以来、
一眼レフでの映画撮影が話題・トレンドとなってきました。
ここ数年で、写真用のデジタル一眼レフカメラ(デジイチ)で動画を撮ることが
一般的になり、一種の流行になっています。
音楽PVやCM作成の世界でデジイチでの動画撮影がもてはやされています。
動画を撮るのに何でビデオカメラではなくデジイチなのか
不思議に思う人もいると思います。
その理由はデジイチ動画の方が「映像がきれいに撮れるから」です。
それこそ業務用カメラと変わらないレベルです。
では、映像が綺麗に撮れるとはどういう事か?
まずひとつに、「デジイチ」はビデオカメラよりセンサーが高性能なのです。
今頃のカメラはハイビジョン撮影は当たり前で、
色味や画質はセンサーで決まります。
通常、動画撮影より写真撮影の方が高い解像度が求められますし、
プロ用のカメラはそれだけ上等なセンサーが必要になるわけです。
だからそれで撮った動画はそれだけ綺麗なわけです。
次に「デジイチ」は作品作りができます。
ビデオカメラはどちらかというと操作性がウリなので
背景をボカすなどの表現は難しいです。
一方デジイチは見せたい物だけに焦点を合わせる事もできるし、
何よりレンズを変えられるので様々な表現ができます。
だからこそビデオカメラではなく動画の撮影現場において
「デジイチ」がもてはやされています。
弊社ではデジイチでの動画撮影から編集まで、動画の世界でも
よりクリエイティブな作品をご提供いたします。