COLUMN
2014.09.12
vol.80 「インフォグラフィック」
インフォグラフィック。
あまり聞いたことのない言葉だと思いますが、それを目にしたことがない人はいないぐらい、そこら中にありふれたものを指し示す言葉です。地図や電車の路線図などが代表的で、案内標示、相関図、フローチャート、グラフや表などがインフォグラフィックになります。
インフォグラフィックの役割は、情報を整理して、言葉では伝わりにくいことをイラストやグラフなどのビジュアルで分かりやすく伝達することです。私はこのインフォグラフィックが好きです。
理系少年として、科学雑誌Newtonの図解にワクワクして読みふけったこともありました。歴史の教科書など文字だらけで読みにくくても、図が多い資料集は楽しく読めた、なんてことは私だけではないはず。人々を魅了して、情報を伝える力が強いインフォグラフィック。文字が発達する以前には地図が生まれ、コミュニケーションデザインとして進化してきました。そして最近では色々なメディアで利用されるなど、注目されている表現手法のひとつになっています。
企業の業績報告など文字や数字ばかりが並んだ資料は退屈してしまいますが、データの中から注目させたい、伝えたいポイントだけを抜き出してインフォグラフィックで表現することで、インパクト十分、興味をもって読んでもらえる資料に変化させることができるのではないでしょうか。
インフォグラフィックを作るためには、
・情報を分析する力
・情報をまとめる力
・表現する力
が必要です。
難しい表現手法でもありますので、インフォグラフィックを利用したデザインを制作したいという方は、是非当社にお声がけください。