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COLUMN

2013.10.11

vol.35「広告におけるIT利用の変遷」

櫻井 寿之(関東事業部)

90年代のインターネット革命によって、それまで広告の主流であった、
新聞・ラジオ・テレビ・雑誌に、インターネットという媒体が加わりました。

さらにインターネットを細かく見ていくと、ウェブサイト、いわゆるホームページがあり、
続いてブログが誕生し、今ではフェイスブック、ツイッター、LINEなどの
SNSサービスがあっという間に利用者を増大させ世界を席巻するようになりました。

時代の変遷とともに技術革新があり、世の中に新しいサービスが生まれています。

しかし、それまで利用していたものがスッカリ消えているわけではありません。

新聞・ラジオ・テレビなどのマスメディアしかり、WEBに関しても、
ホームページが主であって、ブログ・SNSにとって代わられたわけではありません。
デザインのトレンドや内部システムの技術向上があっても、
それぞれ自体はあり続けています。

当社でも時代やトレンドに合わせて企業様のホームページ制作に
取り組んできた歴史があります。
そこには約5年ごとにインターネット界の波がありました。
HTML・CSSによるホームページ制作の初期ブーム。
その5年後に、ブログサービスの導入ブーム。
さらに5年後の昨今はSNSブーム。

現在隆盛を極めるSNSも次の5年後には衰退し、
また違うインターネットサービスが台頭しているかもしれません。

しかし、時代の波に乗り新しいインターネットサービスを利用することも
大事ではありますが、それまで利用してきたサービスでの情報発信を
継続することもまた重要なことです。

なぜならそのサービスへの訪問者自体が次の新しいサービスを
利用するか分からないからです。

スパッと新しいサービスに切り替わることは、すなわちそれまで長く愛してくれた
ファンとの関係をバッサリと切り捨てることになってしまいます。

ですから、新しいものを取り入れることと、古きものを使い続けることとの
バランスを見出していかねばなりません。

さてブログ・SNS、ビジネス利用に当たってのそれぞれの特性を簡単に挙げます。

■ウェブサイト
・インターネット界でベースとなる場所
・情報が蓄積していく
・詳しい情報が手に入る

■ブログ
・ウェブサイトよりも早くトピックスを更新して発信できる
・(個人利用が多いため)利益追求行為は嫌われる傾向にある
・売りたい商品の背景を伝える
・商品情報をさりげなく提供するぐらいにとどめる

■SNS
・情報が拡散する
・拡散する力はあるが、情報はすぐに埋もれてしまう
・双方向コミュニケーションツールとして利用する
・不注意な一言が会社を窮地に陥れる可能性がある

以上のような特性を踏まえつつ、この広告ならどの媒体が最適かを見出します。
これからも、皆様の商品、さらには皆様の企業自体におきましても、
その広告の手法としてさまざまな媒体を活用していきます。

ぜひ広告戦略についてお悩みごとがございましたら、お聞かせください。
全力でサポート致します!

 

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