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COLUMN

2013.08.30

vol.29「目で“美味しい”と味わう」

山田 明日香 (スタジオ誠晃舎)

映画の中で料理が登場するシーンは数多くあります。

時には映画のタイトルや、その作品のテーマとして登場することもあり、
「食べること」は生きていくことの基盤となっていると改めて感じます。

ここで一冊の書籍を紹介したいと思います。
『Cinema table(シネマテーブル)』 という本です。
「映画で登場した料理を再現する」という趣旨のもと、
再現写真と詳細レシピが掲載されています。

いつか観た映画の食事のシーンで出てくる料理は
いったいどんな味がするんだろう…。

そんな気持ちを満たしてくれます。

この本の写真は料理と背景との雰囲気も相まって、
それ自体写真集のような仕上がりです。
数あるレシピ本とは一味違った素敵な一冊です。

この本を作った方も映画を見て、
「あぁ、おいしそうだなぁ~、食べてみたいなぁ~」
と思い実際に作っていくうちに、本にするほどレシピが
貯まってしまったのではないでしょうか。。

料理の良い悪いの決め手となる味や香りは勿論重要ですが、
美味しそうと思わせる見た目、そしてその料理を取り巻く
イメージも大変重要です。

料理は使う食材・いろどり・盛り付け方・カトラリー、
それぞれ使うものにより見た目が大きく変化します。
またカメラのアングルやライティングでもさらに表情が豊かになります。

目で見て「美味しそう」と思われるようにアイデアを絞り、
お客様の販促のお手伝いをしたいと思っています。

一度スタジオへ撮影の見学に来てみてください。
色々な発見があると思いますよ。

※毎月発行している誠晃舎ジャーナルにおいて、
今回のコラム執筆者がレシピ紹介の連載も担当しています。
その中より考案したレシピの写真をfacebookでいくつか紹介しています。
コチラ→ http://www.facebook.com/sks.sns

 

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