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COLUMN

2024.12.04

vol.577「冬の必需品」

初瀬 隆幸(営業部)

12月となり今年も残り1ヶ月。急に寒くなってきましたね。本格的な冬がもうすぐやってきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

冬の訪れとともに、そろそろ気になるのがスタッドレスタイヤの交換時期ではないでしょうか。私自身も自分で交換するので、毎年ソワソワしています。

新潟の冬には欠かせないスタッドレスタイヤ。皆さんも、自分や家族の命を守ってくれる大切なものとして、履き替え年数や摩耗具合には十分注意ましょう。

ところで、皆さんはスタッドレスタイヤをどのくらいの頻度で交換していますか?

一般的に、スタッドレスタイヤの寿命は3~4年と言われています。また、交換時期の判断には、スリップサインやプラットフォームを参考にする方が多いのではないでしょうか。プラットフォームは、新品時から50%摩耗したタイミングで表面に現れる目安となっています。

さらに、消耗具合を簡単に確認する方法として、百円玉を使う方法があります。タイヤの溝に百円玉を差し込み、数字の「1」が見えたら交換時期、新品の場合は「1」が隠れる状態になります。

また、新品の国産タイヤと、製造から5年経過した国産タイヤでは、ブレーキ性能に1メートル以上の差が出るとも言われています。タイヤのゴムは劣化して硬くなる性質があり、硬くなるとグリップ力が低下し、ブレーキが効きにくくなるのです。

ゴムの硬度は、60を超えると性能が悪化すると言われています。そのため、私はタイヤを3年ごとに交換するよう心掛けています。

実は私、趣味でサーフィンをしており、冬用のウェットスーツもゴム製品なので、その特性を日常的に実感しています。以前、安価なウェットスーツを購入した際、初年度は快適でしたが、2年目から硬化して動きにくくなりました。それ以来、品質の良いものを選ぶようにしています。

さらに、20年前も昔になりますが、ケチって安いスタッドレスタイヤを購入した際、雪道で土手にダイブしてしまった苦い経験があります。それ以来、私は信頼できるメーカーのタイヤを愛用し、安心を買うようにしています。(おかげでそれ以来ダイブしておりません!)

スリップサインやプラットフォームの確認も大切ですが、ゴムの特性を考慮し、適切なタイミングでの買い替えや信頼できるタイヤの選択が重要です。安価なタイヤを選んで後悔するより、安全を最優先にしたいですね。

「たかがタイヤ、されどタイヤ。」皆様、どうぞ安全な冬をお過ごしください。

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