COLUMN
2024.09.03
vol.564「宅配便受け取りの改善案」
松山 隆典(ウェブ課)
現在、宅配便の受け取りには大きく分けて「対面」と「置配」の2つの選択肢があります。しかし、私は「置配」に対していくつかの不安を抱えています。たとえば、防犯上のリスクや、配達されたことに気づかないこと、さらには天候による荷物のダメージなどの懸念があり、できる限り避けたいと考えています。
一方で、「対面」にした場合にも再配達が発生することがあります。
例えば、以下のようなケースです。
・トイレに入っていた
・風呂に入っていた、または風呂から出たばかり
・少しだけ外出していた
・予定より少し帰宅が遅れた
・配達が指定時間よりも早く、または遅く来た
これらの状況では、どうしても対面での受け取りが難しくなります。
そこで、私は「対面」と「置配」の中間を取る選択肢として、「チャイムを鳴らしても応答がなかった場合は置配」という方法を提案します。この選択肢が追加されれば、上記のような再配達の原因を解消することができ、さらに以下のような場面にも対応できるようになります。
・生放送のスポーツなど、見逃したくない
テレビ番組を視聴中
・大事な電話中
・食事中(特に口に食べ物が入っている時)
・部屋着のままで化粧をしていない時
・家事の最中(洗濯や食器洗いなど)
2024年問題に関連して、物流業界の負担が増加しているという話を耳にすることが多いかと思います。私たち一人ひとりができることとして、再配達を減らすことが非常に重要だと感じています。
この新しい選択肢があれば、再配達が数%程度は減少するのではないかと考えていますが、いかがでしょうか。