COLUMN
2024.08.27
vol.563「個人店のすすめ」
真柄 学(業務課)
まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私の最近の日々といえば、家でも外出先でもお酒を楽しむことが多くなっています。
特に飲んでいるのが、クラフトビールです。
その理由は、もちろん味もありますが、ラベルのデザインに惹かれて手に取ることが多いからです。いわゆる「ジャケ買い」というヤツです。もちろん、ブルワリーのこだわりや思いに共感することもあります。
私が購入する際には、コンビニと個人酒店のどちらで買うかが重要なポイントになります。
大手コンビニのビール棚は、個人的にはシンプルで説明が少なく、どちらかというとメディアや広告に力を入れている印象があります。
それに対して、個人酒店の場合は、少し手間をかけて足を運ばなければならないものの、そこで得られる体験は一味違います。
個人酒店では、クラフトビールの取り扱いが多いこともあり、商品のラベルデザインや値段のシール、POPの配色、さらにはスタッフの対応まで、さまざまな要素が商品選びに影響を与えます。
確かに、大手と比べると資金力の差を感じることもありますが、SNSで話題になる商品も多く、個人酒店ならではの商品の魅せ方や説明が、私たちの購買意欲を掻き立ててくれます。
「わざわざ足を運ぶ」という行為は、一見後ろ向きに感じられるかもしれませんが、実はそれが新たな興味や趣味嗜好の扉を開くきっかけになります。
私が個人酒店を訪れることで、新しいクラフトビールの魅力を発見するたびに、その思いを強く感じます。
クラフトビールの詳しい背景については割愛しますが、今回お伝えしたかったのは、単純にクラフトビールやアルコールをオススメしたいのではなく、まだまだ続く暑い季節ですがあえて外に出て、新しい興味や趣味の入り口として個人店を訪れることの楽しさについてでした。