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COLUMN

2024.07.02

vol.556「家庭菜園の相棒、ミミズの不思議」

桜井 寿之(営業部)

皆さん、こんにちは。今回のコラムでは、少し意外なテーマ、ミミズについてお話しさせていただきます。ミミズが苦手な方も多いかもしれませんが、どうか最後までお付き合いください。

私は家庭菜園を趣味として楽しんでいます。今年の畑を耕していると、例年に比べてミミズが多いことに気づきました。有機物を分解するミミズが多いということは、良い土壌ができている証拠です。そのため、畑を耕すたびにミミズがいるかどうかを確認するようにしています。ミミズがいると嬉しい気持ちになります。

実は、これまで数年間同じ畑地で家庭菜園を続けてきましたが、ミミズが少ないという印象を持っていました。ところが、今年は耕すたびに複数匹のミミズが現れるようになりました。どうして突然こんなに増えたのか、非常に興味が湧きました。

調べてみると、ある論文に「イギリスの牧草地では、13年間のデータに基づき、ミミズの個体数には4年ごとの増減の周期が示されています」という記述がありました。夏の雨量が多いとミミズの個体数が増える傾向もあるようですが、今年は雨量が多いわけではないので、雨量の影響ではないかもしれません。

このような知識を得ることで、来年のミミズの出現頻度にも注目するようになりました。もし来年ミミズが少なくなる場合は、専門家に相談するなどして、ミミズの生態解明につなげられればと考えています。

このメルマガを受信されている方の中に家庭菜園やガーデニングを楽しむ方がいらっしゃれば、ぜひミミズの存在に注目してみてください。ミミズが多い畑や庭は、豊かな土壌の証です。皆さんの畑が健康であることを示してくれる小さな友人、ミミズを大切に育てていきましょう。

家庭菜園でのミミズの観察も、日々の気づきと科学的根拠の組み合わせで理解が深まります。同様に、仕事や生活においても、観察と学びを大切にしながら、科学的な根拠に基づいた行動を心がけることが大切です。

皆さんも、日常の中で新たな発見や学びを大切にしながら、科学的根拠に基づいた行動を取り入れてみてください。きっと、より豊かな生活を送ることができるでしょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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