COLUMN
2024.06.11
vol.553「第4次ガチャブーム 」
保科 慶(デザイン部CS課)
近年、ガチャガチャが再び注目を集めています。最近、「思わずガチャガチャを回してしまった!」という人も多いのではないでしょうか。
現在のカプセルトイブームは「第4次ブーム」と言われており、2023年度の市場規模(製造出荷ベース)は過去最大の1,150億円に達しました。これはレトルトカレーの市場を超える規模です。大型商業施設の空き区間への出店増加、駅構内や路面店など、様々な場所で設置台数が増え、購入者が拡大したことが、現在の人気につながっています。
昔はシンプルなおもちゃが中心でしたが、今ではアイテムの内容も大きく進化しています。キャラクターグッズ、企業とコラボしたキーホルダー、バッグやポーチなど、多種多様なアイテムが揃い、子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されています。
私も動物系のカプセルトイを見つけると、ついつい回してしまうのですが、その度に「クオリティの高さ」に感動しています。動物たちがヨガをしていたり、サウナに入っていたりと、現実では見られない姿がリアルに表現されており、モノづくりへのこだわりが伝わってくるのも魅力の一つです。
「何が出てくるか分からないワクワク感」や「コレクションしたい」、「新たなものに出会いたい」などのカプセルトイの面白さと絡めて、自社の商品やサービスを販売する企業やお店も増えています。ご当地ガチャなどの地域限定のカプセルトイは、観光客がその地域に足を運ぶ理由となり、観光促進や地域活性化にもつながっています。
また、オンラインガチャや収納グッズなど、カプセルトイに関連する新たな商品やサービスも続々と登場しています。
みなさんも販促・プロモーションの手段としてカプセルトイを効果的に取り入れてみてはいかがでしょうか。その際はぜひ、弊社にお手伝いさせてください!