COLUMN
2024.05.14
vol.549「デジタル化推進に思う」
赤塚 壮一(総務課)
こんにちは 総務の赤塚です。
最近、妻と一緒に全国チェーンのレストランに行ったときの話です。
以前から、タブレット端末を使ったメニュー表や注文に苦労していた私たちは、「この方式が私たちのデジタルレベルに合っているね」とその日意見が一致しました。
そのレストランでは、従来の紙製のメニュー表がある一方、注文はタブレット端末で行う方式を採用していました。紙のメニュー表は全体を一目で把握できる利点がありますが、タブレット端末の利点は注文のたびに店員を呼ぶ必要がないことです。
ただ、タブレット端末だけではメニュー写真に制限があり、目当ての料理にたどり着くのに手間がかかります。しかし、紙製のメニュー表とタブレット端末のハイブリッド方式を使えば、注文がとてもスムーズに行えます。
タブレット端末からの注文は、必要な時に何度でも店員を呼ぶことなく送信できます。特に暑い日などは、まずは飲み物だけを注文できるのでとても便利です。
これまで試した中で一番手間がかかったのは、スマートフォンを使う方式でした。店内のQRコードを読み取ってスマートフォンにメニューを取り込み、それを使って注文します。
店内のWi-Fiを使うのですが、私たちのスマホと相性が悪かったのか、なかなか接続できません。早く冷たいビールが飲みたいのに…。一方、隣の席の若者は私たちより遅く来店したのに、さくさくと注文をしています。
この経験で、自分たちのデジタル技術のレベルの低さを痛感しました。
後日、新聞などでDX化(デジタル変革)が進む理由が少し分かりました。それは、人手不足で人件費を削減し、スマートフォンを経由してビッグデータを収集したいからなのかもしれないということです。
私が十代後半の頃にはPCが世に出始めましたが、それから40年以上が経ち、最近ではAIの登場などでDX化が目覚ましいものがあります。私はというと、デジタル難民にならぬよう精進の日々です。