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COLUMN

2024.05.07

vol.548「鯉のぼりに込められた願い」

成田 彼方(業務課)

GWが終わり、どんな連休を過ごされましたか? 我が家は公園に行ったり、お出かけをしたりと、特別何をするわけでもなく普段の休日と同じように過ごしました。

連休中には、5月5日の「こどもの日」がありましたね。 先日、子どもたちを連れて加茂川へ鯉のぼりを見に行きました。約500匹の鯉のぼりが飾られる毎年恒例のイベントです。子どもたちは風になびく鯉のぼりにジャンプして触れることを楽しんでいました。

そもそもなぜ「こどもの日」に鯉のぼりを飾るのでしょうか。鯉のぼりを飾るのは、中国の故事「登竜門」が由来とされています。竜門という激流が連なる滝を登り切った魚は、霊力が宿って龍になると言われています。誰も登り切れない日々の中、見事に登り切った鯉が龍になって天に昇るというお話です。中国では龍は皇帝の象徴であり、縁起物として扱われています。普通の鯉が龍になるという話は、逆境や苦難を乗り越えて立身出世することを想像させることから、鯉のぼりの誕生となりました。

また、鯉が池や沼でも生きられる強い生命力を持っていることも理由の一つです。鯉のぼりには、「立身出世」と「健康的で強く育つように」という2つの願いが込められています。意味を理解して鯉のぼりを飾るのもまた楽しいなあと思いました。

連休でリフレッシュされた気分を切り替えて、今日からまたお仕事頑張りましょう。

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