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COLUMN

2024.04.23

vol.546「GWの由来」

初瀬 隆幸(営業部)

桜の花も散り、梅雨の気配が漂ってきましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?GWが近づいていますが、長期連休を楽しむ方も多いでしょう。当社では3連休→3日間出勤→4連休というスケジュールになります。

毎年聞く「GW」という言葉、一体なぜこのように呼ばれるのでしょうか。

調べてみると、1948年に国民の祝日に関する法律が施行され、4月29日から5月5日までに祝日が集中し始めたことがきっかけなのですが、この呼称の由来には、日本の映画業界が関わっています。

1951年に映画会社の大映と松竹がそれぞれ制作した獅子文六原作の映画『自由学校』がこの連休中に公開され、2作品とも大ヒットました。そのため、映画制作会社が翌年からこの連休を「黄金週間」と名付けてたくさんの人に映画を観てもらおうと新作の宣伝をしたことが、そう呼ぶようになったきっかけなのだそうです。

その後、カタカナ表記の「ゴールデンウィーク」として定着しました。この命名に最初に携わったのは、大日本映画製作の松山英夫氏と言われています。このように、「ゴールデンウィーク」という言葉は映画業界発祥の言葉であるため、NHKや新聞など一部のメディアでは「大型連休」と呼ばれることもあるようです。

ゴールデンウィークは長期の休暇が影響し、教育や労働の効率が低下する傾向があるとも言われていますよね。そのため、その制度や効果について見直す必要があるとの声もあります。

また、ゴールデンウィークは観光地や交通機関が混雑する一面もありますが、やはり多くの人々が楽しみにしている時期でもあります。

皆さん、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。

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