COLUMN
2016.08.26
vol.178 「3秒ルールとキャッチコピー」
WEBサイトを訪れたユーザーは、「3秒以内に自分に必要なサイトかどうか」を判断します。いわゆるパっと見で、大体自分にとって必要かどうか分かってしまうんです。
このメルマガをご覧の皆様も、いろんなサイトを見て回ると思うのですが1つ1つそんなに長く滞在していないですよね。わたしも「おっ」と、ちょっと気になったものだけゴリゴリゴリ(←マウスホイールの音)っとスクロールして流し読みする感じです。つまり、3秒以内にユーザーの心を掴まないと、離脱してしまうのです。待ってはくれないので、必要な事を的確に伝える必要があります。しかも、数ある競合サイトの中からあなたのサイトを選んでもらわなければいけない。まずは速攻で心を掴む事が必要です。
そこでキャッチコピーです。ではどうやってキャッチコピーを作るのでしょうか。有名なキャッチコピーを例に出してみましょう。
例)30分以内にあつあつのピザをお届け、出来なければ返金します。
これはキャッチコピーの変更によって売り上げを飛躍的に伸ばすことに成功した有名なキャッチコピーです。今ではアツアツ出来たてのピザが届くのは普通の事ですが、当時は冷めたピザが届くのは当たり前の事でした。創業者のトム・モナハンは「ドミノピザの成長を語るうえで、このオファー(販売者が購入者に提案する条件)は欠かせない」とコメントしています。さて、この商品は特別な商品でしょうか? 言い方が悪いのは承知ですが、ただのピザです。良く言ってもただのおいしいピザです。ミシュランで5つ星ですとか、イタリアで50年シェフをやっていて、パスタ一皿で8,000円とるようなシェフが作っているピザでもありません。「普通のピザ」です。普通のピザが、ユーザーと「30分以内にあつあつを届ける」という約束をすることで普通のピザではなくなったのです。
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