COLUMN
2023.06.27
vol.505「マインドフルネス」
山際 直子(グラフィック課)
最近注目されている「マインドフルネス」という言葉を聞いたことがありますか?
私はYouTubeを見ていてこの言葉を知りました。
「マインドフルネス」とは、今この瞬間に意識を集中し、心と体の状態に敏感になることを指します。これは、過去や未来の心配やストレスから離れ、現在の状況に完全に没頭することです。
たとえば、コーヒーや紅茶を飲むときに何かをしながらということではなく、豊かな香りや味に集中して飲むということや、食事中にテレビなどをつけずに食事の味を感じながら食べることなどは、目の前のことに集中している状態であり、この心の状態を「マインドフルネス」と言います。
瞑想や練習を通じて、自分の意識を深め、現在の瞬間に集中することで、ストレスや不安を軽減し、心の平穏を取り戻す方法として、多くの人々に支持されています。集中力のほか、記憶や判断力も向上するとされ、企業でも実践しているところがあります。アップルの創業者スティーブ・ジョブズやマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ、テニスプレーヤーのジョコビッチも実践していたと言われています。
「マインドフルネス」の練習方法は様々ですが、基本的な方法は、静かな場所で座り、目を閉じて深呼吸をすることから始まります。次に、自分の体や感情、思考に注意を向けながら、ただ観察するだけです。
過去や未来の心配事に気を取られたり、判断を下したりするのではなく、ただただ現在の瞬間に集中し、受け入れることが大切です。一番簡単な方法は、呼吸に意識を集中することです。1分程度でも、毎日気づいたときに実践してみることでも良いとのことですので、続けやすいと思います。
私も、気づいた時に呼吸を意識することや、食事や散歩のときなど、現在の状況に集中することを行ってみようと思いました。
毎日の忙しさにストレスを感じている人や、脳が疲れているような感覚がある人は、実践してみてはいかがでしょうか。
心や身体が少し変わってくるかもしれません。