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COLUMN

2023.03.28

vol.492「拍手の力」

保科 慶(CS課企画)

私は小さいころからダンスを続けているのですが
先月と今月で2度、舞台に立つ機会がありました。

コロナ禍になってから、
制限なくお客さんを入れての公演は約3年ぶり。

長い時間をかけて、仲間と話し合いを重ね
公演の準備や作品を創りあげてきたからこそ
楽しみでもあり、無事に開催できるか、
お客さんに楽しんでもらえるか、
当日まで不安でいっぱいでした。

公演が始まり、作品ごとに送られる拍手。
お客さんからの温かい拍手をきき、
やっと戻ってこれたという安心した気持ちと
これだけ多くの人に支えられているんだ
ということを実感し、こみ上げてくるものがありました。

その時にいただいた拍手の音、
お客さんの表情は今でも鮮明に覚えています。
またこの景色が見れるように
頑張ろうという力になりました。

身体一つあれば、踊ることはできますが
見てくれる人が目の前にいてくれるからこそ
踊る意味があるなと、改めて感じることができました。

みなさんはどんな時に
どんな気持ちで拍手をしますか。

祝福の拍手、歓迎の拍手、
応援する気持ちを込めた拍手、、、
あらゆる場面で拍手をする瞬間があると思います。

拍手は言葉にしなくても
大きさ・スピード・表情などで
自分の気持ちを相手に伝えることができます。

良い意味でも悪い意味でも
相手を思う気持ちが、リアルタイムで
素直にあらわれるのです。

働いている中でも、気持ちの良い拍手が
自然と起こるような行動や環境を
つくっていけるように、心がけていきたいと思います。

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