COLUMN
2023.03.22
vol.491「性格診断でキャリアデザイン」
丸山 稜(グラフィック課)
春分の日を迎え、3月も下旬に入り
もうすぐ新年度が始まります。
私の場合は、
4月になっても環境や仕事は変わりませんし
新しい出会いなどもありません。
そんな環境でも変化・成長のない人間にならないために
心を新たにする必要がある!と思い、
最近は自分の現状を理解する目的で
就職活動以来の「自己分析」をしています。
きっかけはある会社のWEBサイトを閲覧していたところ、
社員紹介でそれぞれのプロフィールに
「MBTI 性格タイプ」が記載されていたからです。
以前から「MBTI」は知っていましたが、
日本の企業で活用している事例はあまり見たことがなかったので
「個々の強みを生かして働ける環境」を大切にしている
会社なんだなと印象に残りました。
「MBTI(Myers-Biggs Type Indicator)」は心理学に基づき、
人間を16のタイプに分類する世界的に有名な性格検査です。
自分の強みやものの見方、意思決定の方法などを理解し
適職を見つけるために開発されたツールでもあります。
性格検査には時間とお金がかかりますが、
「MBTI診断」に寄せて作られた
無料の性格診断サイトもたくさんあります。
それらを実際にやってみると
自分本来の性質や思考から出た答えをまとめてくれるので
かなり当たっている…と感じると思います。
また、性格タイプ別の強み・弱み適職などは
Indeedなどのキャリアガイドにも詳しくまとめられており
参考になりました。
(それでも正しい性格タイプとは限らないので
エンタメ感覚でぜひやってみてください。)
アイドルが自身の性格タイプを公言していること
で若い世代やSNS上でも知名度が高く
プロフィール感覚で親しまれつつある「MBTI診断」ですが
チームで仕事をしている方は特にオススメです。
メンバーの本質を知り、
それぞれに適した役割を与えることで
個々の強みが生かされ生産性が高まると言われています。
このように自他理解を深めることは
キャリアや人生を向上させるヒントとなります。
社会人にこそ必要な「自己分析」に
性格検査を活用してみてはいかがでしょうか。