COLUMN
2022.02.22
vol.438「丁寧な解説者」
桜井 寿之(営業部)
2週連続で北京冬季オリンピックを題材にしたコラムで大変恐縮ですが、
みなさん、オリンピック中継はご覧になりましたか?
オリンピック中継を見ていると、NHKも民放各局も、
メジャー・マイナーな競技問わず、解説が非常に優しく、
用語などを丁寧に説明して、文字テロップもしっかり準備して
画面に表示してくれたりしています。
実況アナも解説者も本当に優しく分かりやすく、
そのスポーツのルールや競技の内容、結果、
そして魅力を伝えてくれています。
昔のスポーツ中継はここまで丁寧だったかな?とふと気になりました。
いつからかは分かりませんが、
日本もスポーツ振興に色々と力を入れるようになりました。
プレーヤー人口の裾野を広げて人口を増やし、
有力なアスリートが多く生まれるチャンスを生み出しています。
プレーヤー人口を増やすため、
テレビ中継は重要なポジションとして丁寧に、
やさしく解説するようになったのではと推察します。
そのため私みたいなにわかファンでも、
そのスポーツに興味を抱き、
さらにそのスポーツについて調べたり、勉強したり、
自分でやってみたり、というように繋がるわけです。
最近、サッカーの中継では、引退したばかりの内田篤人さんを
解説に起用していることが多いです。
内田さんの解説は非常に丁寧で、やさしく、ゆっくりとしたテンポで語りかけてくれます。
また選手目線での解説もあって、選手がどんなことを考えているのかを伝えてくれます。
人柄と相まって気持ちいい気分で中継を見ることができます。
思い返せば2019年ラグビーW杯のときが
その最たるメディア戦略だったのではなかったかな、と思います。
W杯始まる直前までラグビー知識はほとんどなかった私ですが
試合を観るたび、あーでもない、こーでもない、等と
一端の解説者風情を装うようになりました。
実況や解説次第で、そのスポーツに興味関心を示せるか、
ここが大事な部分であることがわかりました。
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