COLUMN
2021.07.27
vol.411「ビデオテープをDVDに」
坂井 明日香(グラフィック課)
こんにちは。
スタジオ誠晃舎の山田です。
随分昔の話ですが、家庭用ビデオカメラ(ホームビデオ)が普及していた頃、我が家でも事あるごとに撮影をしていました。誕生日、家族旅行、学校行事からなんでもない日常まで様々撮っていたものです。昨年の年末に片付けをしていて、「仕舞っていた大量のテープはどうする?」という話になり、すでに再生するための機械や手段がなく、でも捨てるには惜しいので、業者さんに頼んで出来る限りDVDに変換しました。
一番古いものはビデオテープ(VHS)で録画するタイプのビデオカメラの映像で、他にはたくさん残っていたのがVHS-Cといわれるテープの種類(たばこくらいの大きさ)で、少し傷みもありましたがほぼ再生することができました。自分が生まれる前の映像も残っていて、祖父も一緒に当時の映像を見てみたのですが、「映っている人みんなあの世に逝ったね」なんてちょっとブラックな冗談を挟みながらも古い映像を見てみんなで懐かしんでいました。
ちょっと前に、写真でインスタントカメラやチェキがリバイバルしたように、動画を古いビデオカメラ(フィルムではなく)で撮影するのが流行っているらしいとSNSで見ました。古めかしい感じで、撮る対象によっては心霊映像のようなちょっとコワい質感の映像になるようです。今はスマートフォンやタブレットで簡単に録画ができるようになりました。手軽に撮れる一方、データが多すぎて、フォルダを整理する時間もなく、扱いに困ったりしますよね。
お気に入りのものはフォルダにまとめたり、データをバックアップしたり、アルバムにプリントしたり、動画はDVDやブルーレイに焼いて残すのもいいかもしれないです。家族から残してもらったものは嬉しいものです。長期休みを利用して、皆さんもぜひやってみてください。