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COLUMN

2021.03.23

vol.394「進歩の著しいxR技術」

萱森 友之 (業務部)

最近「xR」という文字を目にすることが増えています。
「xR」とは、VR、AR、MRなどの総称のことです。

企業ページでも、360度VRを見る機会が多くなりました。
ここ数年で先進的なxRを当たり前に使う
風潮になってきていることを強く感じます。

この大きな要因は、やはりコロナ禍による実店舗の売上不振にあるようです。
実際に店へ赴いて商品に触れる機会が限られるので、
仮想空間を使って少しでも商品やサービスを
体験してもらおうというわけです。

それが功を奏してARをECサイトに導入したある企業では、
売上高が以前の30%増に至った例もあります。

ただ新しい技術の弊害として、
決して安くは無い導入コストや、
VRとARやMRの区別が曖昧なために
技術者とクライアントの間で認識違いが
起こったりすることが挙げられます。

某世界的SNSが内部の開発者の2割を
xR事業に従事させて強化を図っていることからも分かるように、
これからどんどんスタンダードになっていく業界だけに
信用のおける堅実な普及を願いたいものです。

今はVRゴーグルが100円から購入出来る時代です。

またプレイステーション用の新しいVRヘッドマウントディスプレイも
2月に発表になりました(発売は来年以降)。

仕事だけでなく、ゲームといった身近なところでも次代を牽引するxRの動向に
日々注目して乗り遅れないようにしましょう。

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