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COLUMN

2020.12.10

vol.381「2021年カレンダーちょっぴり奮闘記」

近藤 武弘(デザイン部)

今年も苦慮いたしました。

2021年のカレンダー製作において、
なかなか祝日が決まらかったことです。

確か一昨年もこんな感じで決まらず困った記憶があります。

定期的に内閣府に電話して問い合わせましたが、
「国会次第です…」というお疲れ気味の担当者様の回答を
オウム返しの如く聞かされるだけでした。
(おそらく全国のデザイン・印刷業者から同じ問い合わせを
相当受けておられるんだろうなーと気の毒でした)

 

必ず法案が通過し、現状とは違う祝日が
設定されるという確信はありました。

当社オリジナルカレンダーはもちろんですが、
得意先様からご依頼いただいている
オリジナルカレンダーについても国会の決定を待ち、
正式に内閣府のホームページに情報が出るのを
毎日のように待ちわびていました。

 

世の中に出回っているカレンダーや手帳などは
正式決定前のものがほとんどです。

それは国会の審議を待っていては市場に
出すタイミングに印刷できないからです。

「祝日法の改正などにより、祝日・休日、
またその名称が変更になることがあります。」
と注意書きされたものも多数目にしました。

得意先様にも事情をご説明し、
ギリギリまでお待ちいただきました。

そして衆議院通過のニュースがあった後日の
内閣府のホームページに、
「令和三年東京オリンピック競技大会・
東京パラリンピック協議大会特別措置法
(平成27年法律第33号)第32条第2項の規定に
基づき…」掲載されました。

 

「きたー!」という感じです。

こう言っては何ですが、日本中のカレンダーで
2021年の正確な祝日が記載されたものは
少ないはずです。

当社にご依頼いただいた得意先様の
カレンダーを除いては。

ちょっぴり嬉しい事実です。

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