COLUMN
2020.09.09
vol.370「マスクによる感染対策」
真柄 学 (業務課)
九月に入り秋も深まるかなと思いましたが、
まだ残暑というより、夏真っ盛りのような
厳しい暑さが続いています。
しかし、周りを見渡せば稲が黄金に輝き、
稲刈りの様子も見られるようになって
着々と秋に近づいているなぁとも感じます。
本来なら夏の暑さと『東京2020オリンピック』の
余韻の熱さが入り混じるはずだったこの頃ですが、
延期になって意気消沈しがちな中、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はというと『コロナ禍』と猛暑で
当然自宅にいる時間が多くなり、
それに伴って酒類の消費量の方が
右肩上がりです。それが減少するのは
コロナ禍の沈静化次第でしょうか。
日常に目を向けてみると、検温や手洗い、
マスク、消毒、飛沫防止対策、ソーシャル
ディスタンス、オンライン○○等、
感染症対策の商品や、それに伴った行動を
促すシールやPOP・サインなどを至る所で
見られるようになり、対策から予防、
予防から習慣、習慣から定番になりつつあります。
マスクは白が当たり前でしたが今となっては
素材、色など様々なデザインがあり、
予防というよりは、趣味嗜好や服装、TPOに
合わせたマスクが選べるようになりました。
日本でのマスクの歴史を遡ると、
明治初期に粉塵よけに利用され始め、
1918年のインフルエンザ(スペイン風)が
大流行したのをきっかけに予防品として
注目を集めるようになり、1934年に再び
インフルエンザが猛威を振るうと、
予防品の定番となりました。
そして今では、どこへいくにも欠かせない
ものになって、「新しい生活様式」の一部
となっています。私自身も「新しい生活様式」
に慣れるように勤めていきたいと思います。
早く、感染対策を気にせずに旅行やイベント、
飲食や娯楽といった心躍る日常を取り戻せるように、
ウイルスの収束を願いたいものです。