COLUMN
2013.02.22
vol.2 「的を絞ったものづくり」
今ではすっかり定着した『ポテトング』やスマホ用手袋、
ネイルアートをした女性向けの家事用ゴム手袋『ネイルマモリーナ』など、
数年前から「○○専用」「○○をする人に!」といった、
特定の使用シーン・ターゲットに向けた商品が増えており、
商品開発の切り口の一つにもなっています。
中にはライト内蔵の化粧品『Du CLARTE(ドゥ クラルテ)』や
スナック菓子「うまい棒」専用のスライサー『おかしなうまい棒スティックパーティー』など、
「まさかここまで!?」と思うようなものも。
個性的なものが多く販売されているので、
皆さんも何気なく手に取ったことがあるのではないでしょうか。
的を絞って工夫やデザインを凝らしてある分
強く興味を引かれ、「これでなくては!」と感じさせられます。
しかし、お客様と新製品のコンセプトについて打合せをしていると、
ターゲットが明確になっていないことが最近でも案外多くあります。
「女性向け」と一口に言っても、
何歳くらいの、どんな生活スタイルの、どんな趣向の…といった部分で
ターゲットの像は大きく変わります。
また、「幅広い層に向けて売りたい」といったご要望を多く受けますが、
製品の機能や競合商品の数によっては、ターゲットがぼやけてしまい
少し味気ない製品になってしまう可能性もあります。
是非一度、既存商品や今後取り扱うアイテムなどを
「こんな人に向けて企画・デザインするとどうなるだろう?」と
意識してみてはいかがでしょうか。
新しいアイディアが生まれるかもしれませんよ!
誠晃舎ではターゲット設計、商品企画、製品デザインも承っております。
下記サイトにてカタログ無料請求受付中です!
http://www.sks-net.co.jp/catalogue/catalogue.html