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COLUMN

2018.10.23

vol.283「瓢湖の白鳥」

鈴木 みゆき (総務部)

10月に入り、「阿賀町の瓢湖に白鳥が飛来」と
ニュースで報道されたので10月初旬に
見に行ってきました。

湖水で羽を休めている白鳥、カモとエサを
取り合っている白鳥が10羽ほどおりました。
(白鳥は縄張り意識が強く、他者に攻撃的になるそうです)

あんなに今年の夏、猛暑・酷暑だった
にもかかわらず、冬の訪れを人間より
早く察知している動物の勘はすごい!と
自然のすごさを改めて感じます。

子供の頃から、「寒い国からなぜ日本に
やってくるの?」と疑問を抱いていたので、
今回白鳥の生態について調べてみました。

白鳥の生息地はユーラシア大陸北部の
ツンドラ地帯で、冬の寒さが最低気温
-30度以下になることがあるそうです。

白鳥は生態的に厳しい寒さにも耐えられ
ますが、エサが「水草」のため、湖水が
凍ってしまうとエサを食べられない状況
になるので、水面が凍らない日本まで
エサを求めてやってくるとありました。
その距離3000km~4000kmというので
ビックリ!です。

日本ではエサが雪に埋まったりしない、
また人間によって給餌されている所もあるなど、
安全にエサを摂取できることを経験から
わかっているようです。

瓢湖もそのひとつというわけです。

皆さんも、良かったら白鳥の観察に
出かけてみてください。癒されますよ。

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