COLUMN
2019.03.19
vol.302「IT化に年齢は関係ない」
萱森 友之 (業務課)
皆さんは若宮正子氏を御存知でしょうか。
この方はApple社が主催しているWWDCと
いう世界的な開発者イベントに、ティム・
クックCEOから招待を受け、世界最高齢の
アプリ開発者として認められた人物です。
81歳でiPhoneアプリ開発に必要な「Swift」
というプログラム言語を勉強し、82歳で
「hinadan」と言うゲームを発表。このこと
はアメリカのCNNでも取り上げられ、一躍
有名になりました。凄すぎますね。
今の世の中は「働き方改革」によって業務
改善が大きく叫ばれ、時間に追い立てら
れて頭を悩まされている方も多いと思い
ます。
効率化を考える際、必ずIT技術が必要に
なり、紙主体の業務処理から、データ主
体の業務処理へ移行しなければ、今まで
と同じ仕事量を、より少ない時間で処理
するのは難しいです。
今までの仕事の処理方法が一新されたと
いうことは、ベテランであればある程、
厳しい世の中になっていると思います。
IT化と言うと言葉を聞いただけで忌避感
を表す方もいらっしゃる中で、デジタル
世代の若者にも負けない若宮正子氏の
チャレンジ精神は、現役の私達にも中々
真似出来ないものがあると思いますが、
しっかり対応し後輩へ引き継いでいけた
らなと感じてます。
自転車から自動車、ソロバンから電卓、
紙からデジタルへ…。流れに乗り遅れて
淘汰される側にならない様に気を付けた
いものです。