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COLUMN

2019.06.25

vol.315「夏が来る~鮎釣りの季節~」

新潟県も梅雨に入り、
天候が崩れる日も多くなりました。
雨が憂鬱で嫌な季節とお思いの方も
多いのではないでしょうか。

梅雨を前向きに乗り切るには、
「夏」に楽しみを見出すのが
有効的だと思います。
今回は私の夏のおすすめ「鮎釣り」を
紹介したいと思います。

鮎は柳の葉のようなスリムな体をしており、
その身からはスイカのような甘い匂いが
漂うため「香魚」とも呼ばれる魚です。

鮭と同じ海産魚(孵化後に海に下る)であり、
海では植物プランクトン、遡上後は
藻・コケを食べるようになります。
そのため自分が食料とする石垢の藻の
周辺を縄張りとする習性があります。

鮎の釣り方はルアーや毛針を
含めるといろいろ種類があります。

私がやっているのは主に2種類で
「コロガシ釣り(ゴロガケ)」と
「友釣り」です。

「コロガシ釣り(ゴロガケ)」は…、
オモリをつけたハリ仕掛けを
沖や下流に投入して川底をコロガシて
鮎を引っ掛けて釣る方法です。
徐々に下流に移動しながら
隙間なく仕掛けをコロガシていく
作業系の釣りです。

「友釣り」は…、
鮎の縄張り習性を逆手に取り、
おとりの鮎を縄張りの中に誘導することで
追い出そうと体当たりしてきたところを
仕掛け針に引っ掛けて釣る方法です。
縄張りになっていそうなコケのついた石を
見定め、おとりの鮎を竿で誘導していく
待ち系の釣りです。

また、鮎はとても美味しい魚です。
特に塩焼きが絶品です。
釣った魚を自分で食べるという醍醐味も
釣りをおすすめするポイントです。

鮎という1種類の魚に対して
自分に合わせた釣り方が選べるのは
鮎釣りのいいところだと思います。
釣りをやったことがない方にも
是非お勧めをしたいと思います。

普段出来ないことを体験する…
今年の夏のご予定に鮎釣りは
いかがでしょうか?

※川にもよりますが7月~9月が鮎釣りの解禁となります。
釣りをするためには漁業組合発行の遊漁券が必要となります。

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