COLUMN
2020.02.04
vol.342「2020年ロゴデザインのトレンド予測」
塚田 剛(デザイン部)
新元号 令和となって
初めての1月が終わり、2月となりました。
そんな中、ある記事が私の目にとまりました。
2020年ロゴデザインのトレンド予測。
その記事には今年流行るロゴとして
下記のような予測が上がっていました。
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ミニマルロゴ
カスタムフォント
グラフィカルなワードロゴ
アニメーションロゴ(GIF / APNG)
レスポンシブなロゴ
ヴィンテージ感のあるロゴ
セミフラットデザイン
80年代のカルチャーを再現したロゴ
あえて完璧を避けた手描き風ロゴ
1930年代アニメにインスパイアされたロゴ
極細の線
グラデーションロゴ など…
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中でも私の興味を引いたのは、
「あえて完璧を避けた手描き風ロゴ」。
昨今よく目にする、フラットデザイン
(シンプルさ・使いやすさが特徴的で、
余分な要素を削いだデザイン)と違い
デジタル的完璧さや滑らかさを拒否
してあえて手作り感を残すスタイルです。
シンプルで力強いデザインが流行って
いる反面、太さに強弱のある線や非対称
のフォルムで人の手によって描かれた
ようなタッチのどこかホッとするよう
な温かみのあるデザインも人は求め続
けるのかもしれないと感じました。
歴史を感じる、変わらないロゴデザイ
ンもその良さがあり、もちろん魅力的
で素敵だと思います。
ただ場合によっては時代に合ったトー
ンやカラーを取り入れた方が良い場合
もあります。
トレンドだけを追うのではなく、それ
ぞれの手法のメリット・デメリットを
理解した上で目的にあった問題解決が
できるデザイン手法を心がけていきた
いと思いました。