COLUMN
2017.12.05
vol.240 「 写真をバランスよく撮る方法」
居城 正和(ウェブ課)
今年も残り1ヶ月となりましたが、先日
2017年の新語・流行語大賞が発表になり、
「インスタ映え」と「忖度」の2つが年間
大賞を受賞しました。
「インスタ映え」が大賞になるほど、
SNSに撮影した画像をアップすることが
当たり前になっていますね。
しかし、なかなかバランスの良い写真
が撮れなくてお困りの方もいるかと思
いますので、バランスのとれた写真の
簡単な撮り方をご紹介したいと思います。
紹介させていただくのは
「3分の1の法則」です。
画面を3分の1に分割する構図がバランス
よく見えると言われています。
この法則は、格子状の補助線を利用して
画面を構成した古くからの技法です。
一般的に、この法則を使うと美しく好ま
しい構図ができます。
画面の垂直方向と水平方向を、どちらも
3分の1に分割して格子状の補助線を引
いてみると9つの長方形と4つの交差す
る点ができます。
主要な要素は交差する点に位置づけ、垂
直方向に伸びる要素は垂直線に重ね、水
平方向に伸びる要素は水平線に重ねると
良く見えます。
言葉だけでは分かりづらいと思うので、
具体例を私のブログにアップしてみました。
下記のアドレスから一度ご覧になってみて
ください。
→「I Design blog」
http://www.sks-net.co.jp/idesign-blog/4087
重要な要素が1つしかない場合は、この法則
に合わないことがあるので、その場合は
中央揃えの構図にすると効果的です。
デジカメのレンズを覗くと格子状の補助線
が見られると思います。
スマホでも機種によっては補助線を表示
させる事ができます。ちなみにiPhoneは
設定→カメラでグリッドをONにすると
表示させることができます。
なにか撮影するときは、
是非試してみてください。