COLUMN
2017.10.03
vol.232 「予習」
10月になり秋らしい気温になってきました。
10月1日は誠晃舎の創立記念日です。
それもあって、当社ではこの時期、
社員研修旅行があります。
行先は毎回違うのですが、訪問する場所、宿泊施設や
周辺の予習に余念がありません。
出発する前に行き先を調べておくことで、
旅行がより充実したものになることがあります。
デザインに関しても同じことが
言えると思います。
プロダクトデザインで例えると一つのモノを商品として企画し、
デザインする時には、上は職人から下は一般ユーザーまで、
どのような使い方をするのか、また使った時の問題点、
生産方法や材料の特長や問題点などを事前にリサーチし予習します。
こういった知識を蓄え、クライアント様がイメージしていることや
望んでいることに肉付けしていき、ひとつのモノを作り上げます。
私にとっては、この肉付けしていく作業は、
予習をすることによって楽しくなっています。
デザインするうえで、モノ・コトの知識を蓄えることは
とても大事なことです。
当たり前のことをしっかりと取組み、これからも満足してもらえる
デザインをしていきたいと思います。
by 小谷口 恭平 (三条lab.)