COLUMN
2017.04.26
vol.211 「コンセプトは【ディズニーを超える】」
長野県阿智村で行われている、休業時期のゲレンデで
空いっぱいに広がる星を見ることができる観光ツアー
「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」。
私がいつか必ず参加してみたいと思っているツアーです。
その「日本一の星空ナイトツアー」を生み出した
「スタービレッジ阿智村」の取り組みを取材した
エピソードに基づき執筆された本をご存知でしょうか。
『そうだ、星を売ろう「売れない時代」の新しいビジネスモデル』
という本です。作者は永井孝尚さん。
『100円のコーラを1000円で売る方法』の著者でもあります。
物語で読み進めるマーケティング解説はとてもわかりやすく、
すらすら読むことができました。
その本の中で出てきた印象的な言葉が『ディズニーを超える』でした。
衰退する温泉郷を立て直すため
「ディズニーよりもワクワクドキドキするような場所」
にするにはどうしたらいいのか、様々な奮闘が書かれています。
世の中にたくさんのコンテンツが溢れる現代では
既に確かな地位を築いているものを超えるのは至難の業に思えます。
物語は地域の魅力をいかに強みとして地域ごと活性化させるかでしたが、
物語の中で書かれていた“「当たり前のもの」が強みに変わる”は
企業でも当てはまることではないかと思いました。
会社のことは社員が一番よく知っています。
自社ならではの強みを見つけて、その強みを育てていくこと。
『やりたいからやる』仲間が集まってアイディアを出していくこと。
生み出す側、伝える側が自ら楽しんで夢中になって
面白いことに挑戦していくことの大切さを感じた1冊でした。
弊社は商品開発から販促まで一貫して企画・デザインを行っています。
何かを始める最初の段階から面白いことに挑戦する仲間として
ざっくばらんに話をして企画・デザインを作り上げてみませんか。
お気軽にお声掛けください。